4.契約したら悶々と、納車されたらルンルンと
<七夕契約> 十分なる吟味に吟味を重ね、さらには穴が開くほどカタログ&情報雑誌を眺めて迎えた7月7日。 この日開催される三菱車展示会に家内と二人で出向きました。 目的は、当然クルマの契約です。 この日の天気は晴れ。晴れやかな顔をして望む自分にピッタリの天気。展示会場に到着すると、そこにはエアトレックが所狭しと並べられている…と思いきや、意外に少なく逆に他の三菱車が多かったです。会場がそれほど広くないので、いろんな車種を揃えようとすると、どうしてもこうならざるを得ないのでしょう。出来ればエアトレックメインにしてほしかったなぁ。 |
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展示されていたエアトレックの中でも際だって存在感があったのは黒のアーバンエア仕様でした。カタログで見るよりも重厚感があって、平べったい標準車と比べるとバランスが取れたフォルムが美しい(ちょっと悩む)。 それにしてもフィールドエアはありまへんなぁ…。 あっ!パーツだけ置いてあった…。さ、寂しい…。 |
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担当の人がやって来て、まずは契約前に嫁さんに試乗させてもらうことにしました。ぎこちない動作でエアトレックを操り、会場の周りをぐるりと。嫁さんの感想は、と言うと…。 嫁 「すごく静かだけど、マーチからするとやっぱり大きくて扱いにくいかも。でも、運転手は旦那だからいいか。」 Y 「ちょっと待て。この前『私も運転するかもしれないから、スペアキー買っといて。色は青がイイ』と言ってたじゃないか!?」 嫁 「あくまでも、『かも』だしぃ。」(人差し指を口元に) Y 「『だしぃ』ちゅうな、指を口に持ってくるな、歳を考えろ!」 唖然とする担当者でありました。 試乗後はひとしきりクルマの説明を聞き、いよいよ契約交渉に。取り出しましたるは、自分が練りに練った希望型式と、希望オプション一覧表。取り急ぎ見積もりを取ってもらいました。普通ここからは、提示された見積を元に更なる値引きとかサービスとかの交渉になると思うのですが、そんなことが面倒な自分は、提示の見積金額で一発OK。え?こんなの交渉じゃない?うーーん、往々にしてこんな事ばかりやっているので、どこかで損をしている気がしますなぁ。 あとは、気になるRVRの下取り。結構傷は入っているけど走行距離はそんなに伸びていないし、「25万ほどはいくかなぁ」と希望的観測(一部願望)がありました。しかし現実はそう甘くなく、 「オーディオ付けて16万円ですね」(がちょーん) このとき、「フィールドエア」へのステップアップは完全に途絶えました。 ともあれ、多少なりとも安く上がることには変わりありません。見積金額、下取価格とも合意に達し、めでたく契約成立と相成りました。 これで一段落。フッーと気が抜けて、出されたコーヒーに口をつけた、その時!! 「Y−da様ぁ!! エアトレック24Vご成約でーす!! でーす、でーす、でーす」 の場内アナウンスが高々と!!しかもファンファーレ付き!ぷふぉっ!!やめてくれぇ、恥ずかしい!! ……………(フェードアウト) この後、帰りがけにメッキミラーカバーの仕様がターンシグナル付きでないことに気付き、再度引き返すというおまけ付きでしたが、あとは納車を待つのみとなりました。これがまた一日千秋なんですよ。 |
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<待ち焦がれて納車> クルマを契約してから1ヶ月、エアトレックが納車されるのを今か今かと、一日千秋の思いで待ちました。 それまでの間、自分の脇にはクルマのカタログ、オプション類のカタログ、更には本屋で買った「モーターファン別冊 エアトレックの全て」という特集本。ほほー、特集が出されるほどこのクルマは注目されているのか、と感心しましたが、何のことはなくニューモデルが出る度に「○○の全て」が別冊で出版されているそうな。とにかく、上記の「御三家」は食事するにも寝るにも片時も離すことなく、暇さえあれば読んでいました。 納車は8月4日の日曜日。天候は夏らしく快晴。わずか1ヶ月ながら代車で借りていたランサーセディアの労をねぎらってから一路ディーラーへと向かいます。 店の前の駐車場には既にエアトレックがスタンバイしていました。黄色いフォグランプとルーフレールと、ターンシグナル付メッキミラーカバー、この組み合わせはまさしく自分のクルマに違いありません。おおっ、ウェルカム マイ エアトレック!! ナンバーは偶然にも自分の誕生日の1日前。これならナンバーを忘れることもないでしょう。ちなみに前車RVRは「そ ・・21」で、通称「そにぃ号」と呼ばれこちらも覚えやすかった…。つくづく覚えやすいナンバーに恵まれたものです。欲を言えば希望ナンバーで自分の誕生日でも登録してもらうべきだったかも? 担当者から一通り説明を受けて、早速二人してクルマに乗り込みドライブに出かけます。試乗の時でも体感したように低速からのトルクが十分なので発進時も実に静かだし、乗り味はソフト。何よりオートマだからせわしくシフトチェンジをしなくていいのは、運転中のゆとりを持たせてくれます。とは言え、基本的には自分はマニュアルが好きで、結局左手は常時シフトに添えての運転となるのですが…。 |
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途中近くのパーキング施設に立ち寄り、改めてエアトレックのスタイリングをしげしげと見つめます。黄色いフォグランプがシルバーのボディにマッチングしていて、これは自分のイメージ通りの仕上がり。光りモノ好きのこだわり、メッキミラーカバーも太陽の光で見事に輝いてこれまた満足…、と思いきやありゃりゃ!? 右と左で取り付け方が微妙に違うじゃん? うーーん、まぁいいか。 スポーティグリルは…、思ったよりメッシュが粗い。もう少しキメが細かかったら良かったのに。またマフラーカッターもえらく短い。横から眺めると、あまりかっこよくないぞ…。これはいずれ交換する必要があるかな、etc。 |
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納車後早速撮影会 |
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とまぁ、ちょっと思惑から外れた部分もありましたが、それはそれ。慣れれば気にならない程度ではあるしとにもかくにも、納車された喜びをかみしめながら、行く先々で写真を撮りまくるのでありました。 そうそう、エアトレックが納車された喜びですっかり忘れていましたが、8年間お世話になったRVRの思い出話は書かないわけには行きますまい。 お次はRVRとの思い出話をつづってみようと思います。 |
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