10.コイツを見たのが運の尽き?

 

 

さてさて、前回は番外として警察捕物帖ネタを暴露してしまいましたが(多分これからも出てくることでしょう)、今回は元に戻ってエアトレネタと行きます。

エアッチ買ってはや数ヶ月。契約前は、あれだけ夢見たエアトレドレスアップ化計画への野望も下火になってきました。やはり、エアッチのSUVらしい軽やかなハンドリングを味わうにはノーマルが一番。エアロパーツとか付けてしまえば逆に重々しくなって、その魅力も半減するというものです。

なんて公言と言い放つものの、はっきり言って金なし男の負け惜しみです。ハイ。ようく分かっております。

フィールドエアを狙うなら、あのチークパッドのようなフォグランプ内蔵バンパープロテクターは外せません。しかしそこまで行くと20数万円。契約時ならまだしも、もう今この時期にそんな金をつぎ込もうものなら離婚は必至です。

 

そんなある日、衝撃の出会いが待っていました。

会社帰り、いつもの本屋でクルマ雑誌を見ていたときのこと。SUV特集が組まれた「OFFLOAD EXPRESS」を読んでいたときに、ソレがあったのです。JAOSが提供しているフィールド仕様、その名も「JAOSスタイル」。

 

主なオプションと価格(JAOSホームページより)

 

フロントスキッドバー

フォグランプ

リアスキッドバー

¥45,000−

¥24,000−

¥45,000−

 

ビレットグリル

¥33,000−

マッドガード(2sets

¥31,600−

JAOSスタイル

 

 

イイ(ハート乱舞)

 

なんという美しいフォルムでしょう。あれほど目立たなかった暗めの2トーンカラーも、JAOSスタイルで武装するとまさにベストマッチングです。この時点でフィールドエアーは145億光年の彼方に消え去ってしまいました。思いもかけず虜になったワ・タ・シ…。ついついなけなしのお金をはたいて「OFFLOAD EXPRESS」を買い、自宅に帰るや早速広げ、

 

エエなぁ(恍惚の眼差し)

 

こうなると、もういてもたってもいられません。大体自分はインスピレーションに従って買ってしまう性格なので、「まぁ、参考程度に」と言いながら、メーカに価格の確認をしたり、ディーラーで取り付け可能か交渉したり、ほとんど購入を前提にしたような行動に打って出るのです。そして12月、いよいよミッション始動です。

食指を動かされたのは、「フロントスキッドバー」「フォグランプ」「リアスキッドバー」の3点セット。しかし、この時選定したのは、「フロントスキッドバー」に「フォグランプ」のみで、リアスキッドバーは次回に見送ることにしました。フィールドエアーにするよりも安上がりとは言え、3点セットでは10万オーバー。クビが飛びかねません。

購入から取り付けまでは全てディーラーに丸投げしました。取り付け工賃込みで89,000円。パーツ代が79,000円なので、工賃は10,000円といったところですか。何だ、値引きなしじゃん。うーーん、カーショップにも引き合いを出した方が良かったかなぁ?

商品の納入は注文後2週間ということで思ったよりも早く、12月中にはニュースタイルのエアッチがお目見えしました。その感想は…

 

似合わねぇ(仰天)

 

2トーンのイメージが強かったのでしょうか。シルバーの車体にはあまりマッチングしていないというのが、第一印象でした。おまけにやっぱりリアのスキッドバーがないと何か物足りないというのもありました。しかし、時間が経てば慣れたというか、そう、あたかも1日おいたカレーのようにバーがボディーに馴染んだというか、次第に違和感も感じることもなくなり、なかなか格好良く感じるようになりましたが。

オドロキは何と言ってもフォグランプの明るさです。普通の公道ではヘッドライトなしでもこのフォグランプで十分。ディーラーオプションで取り付けている黄色のフォグランプを織り交ぜると、さぞきらびやかな光を演出出来ることでしょう…。

と思いきやここで重大なことをサービスのお兄ちゃんから聞きました。「フォグランプは2つ以上点けると違反ですヨ」と。何ですと!?

そうなのです。「ヘッドライトの中心線よりも下にある補助灯は2つまでしか点灯できない」と規定されているらしいのです(多分、道路運送車両法だと記憶している)。そ、それじゃ黄色のフォグは外さないといけないのか?いやいや、付けるのは別に規定されていないので3つでも4つでも付けられるそうな。うわー、知らんかった。

どちらのフォグランプも自分のこだわりで付けたものの、点灯できるのがどちらかに限定されるとは…。間抜けでした。

 

 

 

 

前だけJAOS仕様

 

 

ちょっと後付け感があるのですが、少しだけRVらしくなりました。

でも、考えてみるとコイツは2WD。

RVらしさはこの場合「見かけ倒し」です。

雰囲気を楽しめればいいんだ。雰囲気を楽しめれば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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