架台あれこれ
 

 

 

 


 

 

                          

タカハシの大ベストセラー赤道儀 EM-200。当時巨額の借金を抱えていた状況でこれを買う。多分このときから物欲の神に魅入られていたのかもしれません(?)

特徴は2軸が完全電動化されていることで、直焦撮影に燃えていた自分は、ビクセンNewポラリスのトラウマから直焦撮影成功のためには「2軸モータードライブ内蔵の赤道儀にするべし」と信じて疑わなかったので、この赤道儀にはただならぬ憧れを持っていました。しかもタカハシ。

完全電動化なので手動操作機構はなく、電源がなければ単なる重い架台になるというリスクはありますが、それを補って余りあるたいへん扱いやすい赤道儀です。

長年メンテもせずに使用してきたためか、ピリオディックモーションが大きく200mm以上の望遠レンズではノータッチガイドができないのが難点。オーバーホールすれば治るかな?

アストロLN赤道儀です。2007年5月にオークションで予定外の購入を果たしてしまいました。

昔使っていたビクセンNewポラリスクラスの小型赤道儀ですが、がっしりした造りなので、ホタロンを載せても問題なく取り回しが出来ます(風には弱いけど)。

入手時はモータードライブがなかったので、Newポラリスのモータードライブを取り付け自動追尾できるようにしました。

その他、いろんな鏡筒を手軽に載せ替え出来るように、アタッチメントプレートを介してアリガタ台座を取り付けています。

昔ながらの赤道儀なので取り扱いの面ではEM200に劣りますが、ホタロン以下の小型望遠鏡がカバーでき、いろんなシーンで活躍させたい架台です。

こちらは、ビクセンのニューアトラクス赤道儀(スカイセンサーバージョン)です。2012年8月にこれまた予定外の購入を果たしてしまいました。火遊びはほどほどにしないと・・・><;

ピラー脚が付属していましたが、EM200の三脚に接続するアダプタを別に購入して、三脚に載せています。こちらの方がクルマへの積み込みや取り回しで楽な感じがします。

ニューアトラクスの自動導入は大変使いやすく、導入に苦労する暗い天体の撮影に威力を発揮します。また、ピリオディック補正機能も「はまれば」非常に重宝します。一方、自動導入が突然効かなくなったり、突然モータが脱調したりと、人間味あふれる挙動を示すので目を離せいないのが玉に瑕?

それでも、アトラクスのおかげで夢だったノータッチ直焦撮影が実現しましたので、ポチってよかったと思います。

2013年6月にポチったビクセンの古赤道儀サターン赤道儀です。ニューポラリスが出ていた頃、最上位機種として君臨していた赤道儀で、これに20cm反射を載った姿には憧れたモノです。ビクセンのカタログには、35cmシュミットカセグレンを載せたモデルもありましたなぁ。

見るからに重厚そうな外観で、他にはない存在感があります。

付属のピラーが1mと高い上に重く、極軸望遠鏡がないのが難点でしたが、EM200の三脚に載せられるようにし、極軸合わせ用にポールマスタを取り付け、望遠鏡の装着をアリガタ・アリミゾタイプにし、ウェイトシャフトをストレートタイプにするなどして、利便性がかなり向上しました。また、船長っのおかげで赤偉モータも取り付け、2軸オートガイドまたは自動導入に対応出来る形に仕上がりました。

小さい頃憧れていた赤道儀ですので、大切に使っていきたいと思います。

ついにキタ!物欲の究極形態、2017年12月にポチったビクセンAXD赤道儀です。おそらく初期の型式と思われます(現行はAXD2)。新品価格は子分のアトラの2倍以上。とても手が出る代物ではなかったのですが、オークションで中古が出ていたのを見てつい逝ってしまいました。

パルスモータ駆動で安定した追尾が得られること、スターブックテンコントローラで天体の導入が視覚的に行えること、メーカでピリオディック補正が設定されていて高い追尾精度を実現していること、などなど、価格を除けば本当にいい赤道儀です。

中古と言うこともあってか、素の状態での追尾精度は期待していたよりも良くなかったですが、オートガイドとの組み合わせで満足のいく結果を残せるようになりました。体力が続く限りメイン機として活躍すること間違いなしの赤道儀です。

2021年7月にポチったビクセンGPD赤道儀です。付属していたスカイセンサー3に目がくらみ、ついつい落としてしまいました。もっとも、いずれはSPDXGPDを手に入れたいと思ってましたので、いい機会だったと前向きに考えるようにします><;

三脚も含め、ご先祖のニューポラリスからは考えも付かないほどしっかりした造りで、ホタロンを載せても安定した取り回しができてます。ただ、中古品のためか動きは渋くて、クランプフリーでも鏡筒を動かすのに結構力が要るのが難点。架台ごと動いて極軸をずらしてしまわないかヒヤヒヤしながら鏡筒を回しています。

追尾用のコントローラはセットでついていたスカイセンサーではなくて、DD-3をメインに使っています。DD-3にはオートガイド端子もあるので、GPDでのオートガイド撮影にも挑戦したいと思います。

2023年5月にポチったビクセンのポータブル赤道儀ポラリエです。星野撮影とか無縁なのに何故か落としてしまいました。本体にポーラメータとかの付属品が付いててお得感があったためでしょうか?

デジカメ風の外観から、小さい本体で一眼レフとか本当に支えきれるのだろうか、と常々思っていたのですが、実物はデジカメよりも二回りほど大きく、ずっしりしていてビックリ。

広角〜標準レンズを使うなら強風が吹かない限りは問題なさそうな感じで、むしろポラリエと一眼デジを支えきれる三脚がいるんじゃね?と心配になってきました。

おしゃれ感を醸し出しながら、ビクセンらしくツボを押さえた機能が搭載されているようですので、自宅でHαの星野撮影してみるのもいいかもしれません。

早く使い慣れて、お気軽撮影の主役として活躍させようと思います。

Yahooオークションで新しく仕入れたガイドマウントセットです。

@アトム製 ガイド鏡ホルダーA誠報社製(?) 微動装置と、ついでに新調したBミザール製 マルチプレートです。

マルチプレートの寸法が大きいので、防具76EDとED115Sの同時搭載はもちろん、防具76EDとVC200Lも一緒に載せることが出来るようになりました。これまで使っていたマルチプレートが小さかったために、76EDとED115Sを一緒に載せるだけでもスペース的にきつかったことから新しく揃えたセットです。

早速直焦撮影に使ってみましたが、特に問題はなさそうです。微動装置の重心が高く、風に弱いのが欠点ですが・・・。

上のガイドマウントセットのうち、A 微動装置をアトム製のストッパー付きに変更しました。

これまでの微動装置はバイパーや防具を載せられるだけの強度はあるのですが、鏡筒のバランスをうまく取らないと、南北/東西方向に動いてしまう欠点がありました。これは微動機構にスプリングを使っているのが原因で、バランスが崩れるとスプリングの強度が負けてしまうのでした。ストッパー付きのこの装置は、スプリング側にも固定ねじを設けることでがっちりと固定することが出来、多少のバランス崩れでも不意に動くことはないものと期待しています。これでガイド鏡の固定も従来よりはアップしてガイド精度が上がる・・・はずです。多分。・・・そうなればいいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

↓こちらは今は手元にない架台です。

これはEM−200を買う前に使っていたビクセン製 Newポラリス型赤道儀です。

初めて買った望遠鏡とセットになっていた架台でした。赤道儀/経緯台兼用と言うことで非常に画期的な商品ではありましたが、いかんせん架台が貧弱で、微動ハンドルに手を触れただけでも視野の星がふらふら揺れ(手の震えを直接拾ってしまう)、風でも吹こうものならもう星を見るどころではありません。これに望遠鏡乗っけてハレー彗星を直焦撮影しようとした当時の自分をほめてあげたいと思います。とにかくNewポラには苦しめられたので、このトラウマからビクセンの架台は信用できなくなり、しばらくの間「やっぱタカハシよね」という固定観念を抱くことになりました。

EM−200購入後に親戚に譲ったので今はありません。

なお、今でもこのNewポラはYahooオークションでたまに出品されているようです。お気楽観望に使う程度なら使い勝手はいいのではないでしょうか。

 

ベルボンの雲台 PH−250。

防具76EDの積載用に、Yahooオークションで6000円ぐらいで仕入れました。

マグネシウム素材で出来ているのでとても軽量なんですが、防具76EDを積載するには力不足でした。ハンドルを締めても防具の自重でどうしても傾くし、微動機構がないので星の微少な導入に手こずるし、ガイドマウントとしては残念ながら使えませんでした。

結局、新しいガイドマウントを買っちゃいましたので出番がなくなり、Yahooオークションに出品して、新たなる活躍の場へと旅立ちました。

ミザール製K型経緯台です。2005年5月にオークションでゲットしました。

元々、ガイドマウントセットの微動装置として買ったつもりでしたが、プレートへの取り付け、望遠鏡の取り付けに種々問題があって、結局ガイドマウントとしては使えそうにありませんでした。このままお蔵入りするのも何でしたので、バイパー用の三脚に無理矢理取り付けてお気軽観望用に使うことにしました。これなら望遠鏡の取り付け上の問題もさほど気になりません。

架台自体は思ったよりもがっしりしていて微動ハンドルを操作中でも視野内の星はあまり揺れません。バイパーや防具76EDで気楽に観望するのにはうってつけです。・・・と言った割にはなかなか使用することがなく、LN赤道儀と入れ替わりで2007年5月に旅立っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

                   

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