大 阪 神 戸 疲 れ 旅 〜
2003年も終わりに近づいてきた12月の11日から13日にかけて大阪と神戸に旅してきました。来年から産休に入る我が嫁のたっての希望で、「海遊館」と「神戸ルミナリエ」を巡るのが今回の目的だす。 いつもならクルマを駆ってあちこち回るのですが、今回は地下鉄、市電、JRと自分の足で回ってきました。普段歩く機会の少ない我々にとって、いやはや何とも疲れた旅ではありました…。 1日目は大阪を歩き回ってきました。 1日目: <大阪城の章> <道頓堀の章> <お好み焼きの章> <海遊館の章> 2日目はこちらから 3日目はこちらから |
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伊丹空港から大阪に着いて、まずは大阪城に行ってきました。地下鉄を乗り継いで谷町4丁目と言うところで下車し出口を出ると、そこには威風堂々とした大阪城が目の前に…?と思いきや、想像していた以上に小さく「え?あれ?」と二人してついポロリ。 天守閣だけをイメージして外堀は全く計算していませんでしたので、当たり前と言えば当たり前です。自分は子どもの頃に一度来たことがありますが、記憶では「巨大な石」と「緑色の天守閣」だけしか残っていませんでした。改めて「へぇ〜こんな城だったんだ」と思った次第です。 |
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大手門から入城 |
桜門から天守閣を望む |
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桜門をくぐると本丸に入り、その奥にでーんと天守閣がそびえています。天守閣への入城は有料で大人600円。一応手頃なお値段ですか。平日だったのですが、団体さん(中国あたりからの観光客らしい)が結構多かったです。 自分の希望としては真っ青な空をバックに緑と白の2トーンの天守閣をバッチリと撮りたかったのですが、ご覧の通りの曇り空。しかも雨がぱらついて来るといった有様で、少しどんよりした写真にとどまりました。 天守閣の入り口には井筒が置いてあって修学旅行生の格好の記念撮影場と化していました。 |
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天守閣内は、普通のお城と同じような展示物が並べられていましたが、ここが他と違うのは、まるでホログラフを思わせるジオラマが鑑賞できるところです。豊臣秀吉の物語が中心だったと思います。スクリーンがいくつも並べられ、一つのスクリーン当たり約3分の映像が流れ、それが終わると次のスクリーンに移り、大体6スクリーンで一つの物語を構成するというもの。しかしスクリーンが小さく、映像を見ることが出来るのはせいぜい3〜4人程度で、おまけに1つの映像が流れている間は他の映像はしばらく見れないとあって、正直多人数で鑑賞できるモノじゃあござんせん。もうちょっとこの辺りを考えてほしいものです。 |
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左上: ジオラマによる「からくり太閤記」の一場面 上 : 金のしゃちほこのアップ写真(閣内にもレプリカあり) 左 : 真下から仰ぐ天守閣 |
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大阪城の後は、道頓堀に出てお好み焼きを目指してきました。地下鉄を乗り継いで御堂筋線 心斎橋駅で下車。ここからてくてく歩いて道頓堀へ。ありました、ありました。飛び込みで有名な道頓堀にグリコの看板。橋のたもとではグリコの看板の写真を撮る観光客がいたり(自分だったりする)、川岸をのぞき込んで「今日は誰も浮いてへんなぁ」とブラックな一言を残して立ち去るおっちゃんがいたり…。おいおい、「今日は」なのかい?と思わず突っ込み入れてしまいそうになりました。 自分も川をのぞき込んでみました。でも大阪の人には悪いですが、正直言って酔って自分を見失うような状態だったとしても飛び込みたいとは思いません。勢いってすごいねぇ〜。 |
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左上: グリコの看板 上 : 橋の上から道頓堀を 左 : 夢にまで見たかに道楽の看板。ホントに動いてるよぅ。 |
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大阪と言えばお好み焼きかたこ焼き。ここは本場「大阪風お好み焼き」でも賞味しようかと「味乃屋」というところに行ってみました(というか持ってきたガイドブックにはここしか載っていない)。 結構有名な店らしく、店内には山田花子とかいしだ壱成とか、タレントの色紙があちこちにぶら下がってました。これは期待できるかも? ということで、嫁さんは3色お好み焼き(ベーコン、挽肉、イカが入ったミニお好み焼き)と、自分はミックス焼き(エビ、ホタテ、イカ、豚)をオーダー。さらには明石焼という一種のたこ焼きも注文してみました。 この明石焼が独特で、小麦粉の変わりに玉子で使っているため非常に柔らかく、箸で持っただけでもベチョッとつぶれてしまうほど。これをうすくち醤油で味付けしたダシ汁につけて食べるのですが、ダシにつけるとますます柔らかくなって口に入れる前に完全崩壊してしまいました。まぁ、何と食べにくいことよ。味の方は、ソースも青のりもマヨネーズもないのでこれまた薄口。美味しいと言えば美味しいですが、自分は固めの食感で、ソースがバッチリかかったたこ焼きがいいです。 |
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これが明石焼 |
店内はタレントの色紙が |
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さて、明石焼を食べ終わった頃を見計らっていよいよお好み焼きの具がやって参りました。店員が手際よくお椀の中の具と生地をかき混ぜ…おいおい、キャベツが鉄板の上に飛び散っているじゃん!!豪快です。具が辺り一面に飛び散ろうと、委細構わずグリグリかき混ぜてジャーッと鉄板に。その後散った具を生地に戻すという凄まじさ。目が点になりました。 大阪風は、生地を薄く広げるわけではなくこんもり盛って焼き上げるのが特徴なのでしょうか。ちょうど肉厚のビフテキを焼くように焼き上げます。フライ返しで押しつけないため仕上がりはフワッとしていて、口の中に入れるととろけるように広がります。明石焼同様不思議な食感ではあります。しかし、生地厚なので中心付近まで完全に火が通らず、お好み焼きを切るとデロッと生地がたれてくるのにはビックリ。「これってレア?ミディアムもあり?」と疑いつつも一応全部平らげました。美味しいと言えば美味しかったです。 |
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お好み焼きを満喫した後は一路海遊館に。嫁さんが10年以上夢見た海遊館巡り。いやー、すごかったです。何がすごいかと言って、ジンベイザメの巨大さでしょう。「遊ちゃん」というかわいい名前とはうらはらに、体長は10m近く(だったっけ?)。これでまだ「子ども」だって? 入場したときちょうど「ガイドツアー」が始まろうとしていたので、参加してみました。ガイドツアーとは入場料とは別に500円払って、海遊館の職員の案内であちこち見て回る一種のオプショナルツアーなのですが、通常のコースにはない「ジンベイザメのエサやり」とか「マンタのエサやり」を水槽の真上から見ることができるといった特典があるのです。エサを食べるときのジンベイザメの何とダイナミックなこと!!大きな口をグワッと開けて、海水ごとエサを一飲み。近くを泳いでいる魚まで飲み込むのではないかと思うほど豪快です(やっぱ飲み込む事もたまにあるらしい)。この様子をカメラに収められないのが残念ですが、これは自分の目に焼き付けることに意義があるのかも。 このガイドツアー、時間的には75分ですが参加して価値あるツアーだと思います。海遊館に訪れた際には是非参加してみて下さい。 |
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右: 顔を洗っているラッコ 下: 祈っている(?)アザラシとオットセイ 右下: ジッとして動かないワニ。2周目にここを回ったときも このポーズだった…。いつ動くの? |
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クエに押しつぶされる(?)サカナ。 |
こちらは2周目。さらにもう1匹のクエがのしかかっていました。 |
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クラゲも展示。光のバランスか幻想的な世界でした。 |
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何故かナマケモノが?? |
ペンギンもいました。嫁さん大喜び |
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ジンベイザメの「遊ちゃん」 うわーでけー! |
潜ってきては浮き上がっていくごまアザラシ。何を考えている?? |
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泳ぐウミガメ 実に重々しい泳ぎ方でした |
ちび水槽には熱帯魚が |
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海遊館近くの大観覧車 乗ってみました |
観覧車から海遊館を。雨でなければもちっと楽しめたのですが |
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今回大阪巡りをするにあたって、ウチの嫁さんの弟から予め「OSAKA回遊きっぷ」なるものを送ってもらいました。このきっぷを使うと、海遊館に入場できるほか大阪市内の地下鉄や市バスなどが1日乗り放題、ついでに指定の観光施設の入場料金が割引になると言うお得な周遊券です。大阪市内版で1枚2500円ですが、とにかく今回は地下鉄を使いまくった上に大阪城への入場料や観覧車もこれで割引がきいたので十分元が取れました。オススメです。 |
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