2.エアトレック発表!!試乗インプレ

 

 

<エアトレック発表!早速?チェックしてみました>

 

 

6月某日、ついにASXがエアトレックの車名となって発表されました。

早速試乗を、とディーラーにコンタクトしてみましたが、自分がお世話になっているところでは登録手続きに時間がかかっているようで「試乗はもう少し先」になるとのこと。その近くにあるちょいと大きな販売店ではもう試乗できるんですけどね?

試乗出来たのは発表されてから10日ぐらい経ってのことで、グレードは24Vの4WD(色はシルバー)でした。

試乗するに当たり、比較の指標になるのは今乗っているRVRスポーツギアです。

 

まずはアイポイント

RVRよりは低いものの、感覚的にはあまり気にならない程度です。ちょっとフロントガラスの傾斜がきつくて前方の視界は狭く感じます。

 

次にシート

自分は腰痛持ちなのでセダンのように腿が腰よりも上がるタイプは苦手です。エアトレックではデフォルトの位置は若干腰が沈むきらいがありましたが、チルトを目一杯に上げることでほぼ腿が水平になりRVRと同じ感覚で座れました。OKです。

ちなみに運転席からバックミラーの操作を行いましたがこれは特に問題なし。ウチの親父様の乗っているワゴンRワイドはやたらバックミラーの場所が遠く、体を前に持って行かないと届かないといったことがありましたので、ちょっとホッとしました。後ろの視認性は、スポーツギアのようにリアタイヤが視界に干渉しないので、結構広く感じます。これもOK。

後部座席の方に移って、座り心地をチェック。他の人にも快適に乗ってもらいたいので、これも自分にとっては重要な要素です。RVRではリアシートを最後部にスライドすると足をのばすことが出来るのがウリでしたが、さすがにそれと比較するわけにはいきません。。。

ポイントは、「シートをリクライニングしてゆったりと座ったときに、足が窮屈にならないか」ということでしたが、自分の足が短いことも手伝って合格。乗降も窮屈な姿勢にならず良好でした。

 

続いて内装

内装はいかにもデザイン重視で機能性は薄いみたいです。個人的に残念に思ったのがエアコン吹出口。 ASXのインテリアでは、時計の横の吹出口はツイーターだったんです。「この位置にツイータが付くんなら結構いい音になるかな」と期待していたのでこいつは惜しい。逆に気に入ったのはインパネ中央の時計です。メーカオプションで時計の代わりにカーナビを選択できるのですが、デザイン重視のインパネには時計が似合うな、と思います。

 

 

インパネ中央の時計

 

これはヘッドライトをつけると時計も照明がつくようになっています。黒い文字盤に白く浮かび上がる文字と針がなかなかいい雰囲気を与えます。

 

うしろに回って荷室のチェック

お次は荷室ですが、一見非常に広く感じました。

なぜかというとRVRではいつもリアシートを一番後ろに引いていたので、荷室がほとんどなかったのです。この錯覚にはまって「うーーん、イイじゃん」と思ってしまいました。実は買った後あれこれ詰め込もうとすると、思ったよりも荷室スペースがないことに気付きました。

 

ラストはエクステリア

視認チェックのラストはエクステリア。これはもう妥協するしかありませんASXじゃないんですもの。少なくともRVRよりは洗練されたフォルムだし(RVRはイノシシと呼ばれていた)、高級感もあるし、あか抜けている、と言うことでチェック終わり。

試乗感想は次に回します。

 

 

 

<早速?試乗してみました>

 

さていよいよ走行と相成ったのですが、いきなり「いただけないなぁ」と思ったのはパーキングブレーキが足踏みタイプなことです。これまでマニュアルに乗っていたので間違って踏みやしないかという心配もさることながら、坂道発進がやりにくいのです。

「オートマだから後ろに下がる心配ないじゃん」と思う事なかれ。自分の住んでいる地域は急坂の途中に信号が設置されているようなところなので、ブレーキからアクセルに移る際は少なからず下がるのです。

サイドブレーキの繊細な(?)操作はやはり手がいい、と考えるのは、単に不器用な自分の言い訳?

ともあれ、パーキングを戻してアクセルをジワリと踏み込むと、ググッと結構力強く前に進むエアトレック。アクセル開度が少ないにも関わらずスムーズに加速し、更に車内に入ってくるエンジン音も静かなのに驚きました。

オヤジ様の乗っていたワゴンRと嫁さんが以前所有していたマーチの教訓から、これまでオートマに持っていたイメージというのは、

 

@アクセルを踏み込まないと加速しない

Aアクセルを踏み込めば、エンジン音がやかましい

Bおまけに燃費も悪い

 

というものでしたが、いやいや、そんなことはございません。ほんの5,6度程度アクセルを踏んだだけで60km/h巡航が可能とあって、エンジン音はクラウン並み…、いやそれはあんまりか。

排気量が大きいことに加えて、エアトレックは発進性を重視して、低回転域にトルクを振っているということですので、これが幸いしているようです。

エアトレックのオートマは、自分でシフトアップ/ダウンを出来るスポーツモードも備えています。以前、ランサーセディア(ワゴン)に試乗したときは、普通のモード(ドライブモード)ではスタートダッシュが少し鈍く、スポーツモードでシフトアップをしないと気に入った走りが出来なかったのですが、今回はドライブモードのみでもこれといって不満はありません。

乗り心地は非常にしっとりとして柔らかいものです。ちょっとフワフワしているかな?とは思いますが、ある程度スピードを出してカーブを曲がっても無理なくスッとラインをトレースしてくれるのでかなり安心感がありました。これは16インチタイヤの恩恵に違いねぇ!スポーツギアのガッツンガッツンしたやんちゃさに比べれば、ちょっと大人の雰囲気を感じさせる乗り味でした。

もうこの時点で、エアトレック購入はほぼ決定的

それを見て取った営業担当者、ここぞとばかりに見積もりとカタログとオプションカタログを素早く準備して満面の笑みで自分に渡すのでした。

 

 

 

 

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