バッテリーあれこれ
 

 

 

 

 

 


                         

メーカーは分かりませんが、DC workです。EM200と一緒に購入したポータブルバッテリーです。

12V電源を+/-端子、またはシガーソケットから取ることが出来ます。

たしか7Ahの鉛蓄電池が組み込まれていて、モーターの電源消費量が少ない赤道儀との併用であればコレ1つで十分です。

かれこれ30年近く使用していますが(自分は24歳ですから、産まれる前から誰かが使っているようです??)、中のバッテリーは自前で交換出来るので、へたったらバッテリーのみ購入して取り替えて使っています。

EM200の駆動用がメインではあるものの、アトラに使用しても(ヘビーな使い方をしなければ)一晩持ちます。まだまだ現役のタフなヤツです。

大自工業(メルテック)SG3500です。アトラの導入に合わせて購入した鉛蓄電池タイプのポータブル(?)バッテリーです。容量は20Ahで、アトラを駆動する分には一晩使用しても十分な余力を持っていると思います。

シガーソケットからの12V電源の他、AC100V電源やUSB電源も取ることが出来ますので、いろんな用途に使用しています。特にセルブースト機能はクルマのバッテリーが上がったときに重宝するので、クルマでの旅行には念のために携行しています。

最近はAXDの駆動に活躍していて、一晩使う分には容量的に問題はなさそうです。ネット情報では中の蓄電池の交換も出来るようなので、へたったら電池交換にチャレンジしてみようと思います。

MATECH Tower CELLです。オートガイドに使用しているノートPCの給電を目的に買ったリチウムイオンバッテリーです。12V電源の供給はありませんが、AC100V電源とUSB電源が取れます。

容量20400mAh(20A)と、数値的に見れば「SG3500と同じじゃん!」と思って買ったのですが、定格電圧がUSB電源ベースなので、12V換算での容量はたいしたことはありませんでした。

フル充電でノートPCにつないでも高々3時間程度しか持たないので、出張り先ではノートPCのバッテリー交換時に100V電源でバックアップするのに使ってます。

一方、星見以外では、旅行先で携帯やゲーム機の充電用として使用しています。SG3500よりはるかにコンパクトなので、「携行しても重荷にならない100V電源機」としてその地位を固めています。あと純日本製というのも信頼性の面でアドバンテージがあるかなと思います。

Delitoo Power bank T05です。搭載しているリチウムイオンバッテリーは容量26800mAhと、

Tower CELLよりも大容量でありながら、スマートフォン並みの大きさで、携帯性は申し分ありません。

EOS Kiss-Dの電源供給用に購入し、USB電源からカメラの電源を取るカプラと併用して使っています。給電はUSBポートのみとなります。

カメラ用電源として実際に使ってみたところ、大体6時間の連続使用で20%ほどの消費に収まり、フル充電なら4回程度の出張りにも対応出来そうです。

調子に乗って、冬場にUSB供給タイプのヒーターにも使用してみたら減りが早かったため、カメラとヒーターの同時使用においては残容量をこまめにチェックしないといけないですね!

ちなみにこの手のバッテリーは、お値段何と3000円。衝撃的な安さです。

2022年購入のモバイル電源Kyoka V35です。容量は60000mAhで上のT052倍ちょっと。

上のT05ではレンズヒータの給電まではカバーが難しそうなので追加で購入。

USB出力が3Aと高出力のため、USBタイプのレンズヒータに対応出来るスペックを持っています。

標準で主要なタイプのUSBケーブルが付いていて、さらにポート数も多いことと相まって、ヒータを使わない場面では、スマホなどいろんな機器のパラ充電が出来て便利です。

大容量だけに重さが1kg超あり、普段の生活で持ち運びするにはやや難がありますが、クルマでちょっと足を運ぶときのお供としても活躍してます。

ちなみに、ヒータ2個を大体6時間使用したところ、約40%程度の消費量で、おおよそ期待通りの持ちでした。

2023年購入のポータブル電源Anker 535です。前回のSukai E300がたった1年ちょっとでへたれてしまったショックから、しばらくこの手の電源を買うことを控えてましたが、出張り先ではどうしてもバッテリー切れの心配がつきまとうので、結局買ってしまいました。

E300の反省から、今回は「いつの間にか消えて無くなることがない」信頼のあるメーカーを選定。いくつかあるメーカーのうち、引き取り処分をやってもらえるAnkerを選びました。長寿命、100%フル充電での保管も可能という点が嬉しいところです。

容量は512Whと少しアップしたので、親分AXDPCの給電だけでなく、将来冷却CMOSを導入してもこれ1台でまかなえるのではないかと期待しています。その日が来るかは分かりませんが!

前回の失敗を繰り返さないよう、こまめに管理して末永く使っていきたいと思います。

 

 

 

 

↓こちらは現役を退いた電源装置です。

Sukai E-300です81000mAh/300Whの容量をもつリチウムイオンバッテリーを積んだ多機能ポータブル電源です。オートガイドに使用しているノートPCのバッテリー消費を気にせずに撮影したいなーと思って、2021年に新調しました。

PCをつないで6時間連続使用したところ、大体30%の消費量でしたので、PCのみの接続なら2晩ぐらい、一晩ならPCと赤道儀とカメラの給電も問題ありません。

消費量や残容量が数値的に分かるのが大変便利で、PCのモニタ付けると3W、ステラナビゲータを立ち上げると2W・・・とか、いろんなデータが取れるため、運用管理がし易いです。お値段はSG3500よりちょい高めですが、天文分野で使うならこちらが断然いいと思います。

しかしわずか1年ちょっとでへたってしまって、あっさりリタイヤする憂き目に遭いました。

 

 

 

                   

  天文奔走記     機材紹介メイン     望遠鏡関係     架台関係     カメラ関係